制汗(デオドラント)スプレーを使う理由は?~汗かニオイかその他か~
色々な使った実験やレビューをしてきて、そもそも制汗スプレーは必要なのか? という根本的な疑問が出てきてしまったので、1から考えてまとめることにしました。あくまで個人の意見です。かついつも以上に独り言レベルが高いです。
制汗効果の実験結果がことのはじまりでした
// 今までに検証してきたスプレーたち。
サイト内でおこなっている実験の一つである、制汗スプレーは本当に汗を抑えるかシリーズが一段落してわかったのは、制汗スプレーにはほとんど制汗作用がないという結論でした。
制汗スプレーは本当に汗を抑えるか
なら、他にスプレーを使う必要はあるのか? 制汗作用だけでなくデオドラントグッズとして、思い付きを挙げて個別に考えてみます。
思い付き/結論・一問一答
ワキガを抑えられるじゃないか
ワキガ対策でわざわざスプレーを使う必要はない
デオドラントスプレーの大半は、ワキガにも効果があると販売元が宣伝しており、ある程度の効果はあります。しかし、ワキガ対策に特化したロールオン・スティックタイプなどの直塗りデオドラントと比べると、スプレータイプは力不足です。1日に何度も塗布する必要がありますし、きつすぎるニオイには無力だったりします。
ワキガ以外の体臭に使えば・・・?
背中などの広範囲に対してなら少しは。
一度で広範囲に使えるスプレーは、背中などの面に対するニオイ対策に使いやすくはあります。ただし、スプレー後にまた汗をかいてしまえば、結局ニオイは出てきてしまいます。汗かきにとってスプレーの制汗効果は気休めに過ぎないので、ニオイも同様・・・ということになってしまいます。
なら逆に考えて、ニオイや汗に対する応急措置としては?
選択肢の一つにはなる。
ニオイや汗を予防していても、予期せぬ事態で暴発することがあります。スプレーは発生後のニオイ・汗には一定の効果があるので、そういった状態なら有用かもしれません。
ここで具体的に発生しうる状況を考えます。
会議でのプレゼンテーションで人前に出たら、緊張して汗をかき、ニオイも気になってしかたがない。発表途中にある10分の休憩時間で対策しなくては。
この場合、人前で対策するわけにもいかないので、休憩の直後でトイレの個室に入るとすると・・・
- 時間に余裕がある場合
- スーツの内側をデオドラントシートで拭けるだけ拭いてから、体全体にスプレーを吹きかける。
- 時間に余裕がない場合
- とりあえずスーツの中に向かってスプレーする。
上の行動はやっぱり、どうしても気休めにも思えます。けれど特に精神的な発汗の場合、『対策をした』という事実からくる安心感はばかになりません。そう考えるとまあ有用なのかな?
手軽じゃん?
確かに。
上の事例からの延長ですが、スプレーの優れている点はまさにこれ(デオドラントシートもまあまあ手軽ですが)。ちょっと気になったからすぐ使う。ができることです。
体臭以外のニオイに使えない?
邪道ですが確かに、汗の染みた服には有効。
個人的にはこれが一番の利点だと思っています。体は他のグッズでも対策できますが、汗が染みてニオイが移った服への対策はスプレーにしかできません。
蒸れて服からニオイが出ても、いつでも着替えがあるとは限らない。湿ってしまったのものを乾かすのは無理だとしても、ニオイだけでもどうにかしたい。家用の消臭スプレー(ファ●リーズなど)は持ち歩けないので、デオドラントスプレーに頼らざるを得なくなります。
まとめ~私がデオドラントスプレーを使う理由~
なんでデオドラントスプレーを使うの?
家以外で体や服のニオイや汗が気になった時、応急措置としてすぐに使えるから。
以上が私の結論でした。次点として、なくてはならないわけではないがあって安心感は増すからです。理由としては弱いかもしれませんが、ニオイ対策はできるだけベストを尽くしたほうが、メンタル的にも高い効果がでます。
だから、カバンに入れておいても損はないということで。
個人的な話~ただの雑談~
結論が出てからごちゃごちゃ書くのもなんですが、『デオドラントスプレーに望むことは何か』もまとめておきます。
- 即効性の高さ
- 持ち運びの容易さ(ミニサイズがあればなおよし)
- スプレー後の違和感がないこと
以上の3点に、スプレー自体に香りがないこと、簡単に手に入れられることを独断でプラスして5点。
これらを重要視し、市販されているスプレーの個人的ランキングを作る予定です。いつになることやら・・・