汗かき・多汗症に効くツボ~手のひら(陰郄・後谿・合谷)編~
多汗に効くとされるツボを集めて、図解入りにしてまとめてみました。気休めにしかならないと思っても、覚えておいて損はありません。今回は手のひら編です。
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汗を止める働きがあるツボ
陰郄(いんげき)
陰郄(いんげき)は体の余分な熱を取る働きがあるツボです。狭心症、息切れ、動悸、のぼせ、鼻血などにも効果があります。
手のひらを上側にし、小指側の手首の付け根からひじの方向に0.5寸(およそ1.5cm)の箇所にあります。
後谿(こうけい)
後谿(こうけい)は体の熱を静めるツボです。肩こり、腰痛など様々な痛みを抑える効果もあります。
手相における感情線の付け根、手を握ったときにプクッと膨らむ箇所にあります。
合谷(ごうこく)
合谷(ごうこく)は体の水分量を調節し、熱を調節するツボです。万能のツボであり、押すと多くの効果があります(頭痛、歯痛、鼻炎、喉痛、腹痛、便秘、生理痛など)。
人差し指と親指の骨が合流するところから、やや人差し指よりにあるくぼみにあります。
3つのツボはどれも手のひらにあり、ふと気づいたときに簡単に押せるのが強みです。親指の腹あたりで、やや強めに、ゆっくり何回か繰り返して押すと、プラシーボでないきちんとした効果が期待できそうです。