【制汗実験】ギャツビー パウダーデオドラントスプレーは本当に汗を抑えるか検証する

デオドラントスプレーは本当に汗を抑えるのかシリーズの第3弾。今回は初めての男性用スプレーであるギャツビー パウダーデオドラントスプレーを検証します。
実験方法
温度と気温を合わせた2日間で、ギャツビー パウダーデオドラントスプレー(無香性)を使った場合と使わなかった場合の汗の量をTシャツの汗染みで比較します。
結果がわかりやすくなるよう、これでもかといわんばかりの量を背中とワキに惜しげもなくスプレーしました。顔にスプレーはできないのでハンカチの利用状況に関しては同一条件となります。
その他、基本的には以下のページを参考にしてください。
【実験】汗かき改善実験の方法・改~温度と湿度~
実験で使用したグッズ
実験結果
汗かき比較表
// 左が汗対策(スプレー)済、右が汗対策なしです。
スプレー@ギャツビー | 汗対策なし | |
---|---|---|
1回目 | ![]() |
![]() |
ハンカチ数 | 1.5 | 1.5 |
2回目 | ![]() |
![]() |
ハンカチ数 | 1 | 1 |
主観で気になったことをメモ
体感では汗を抑えている気はしなかったのですが、こうして画像としてみるとちょっと違いました。AG+パウダースプレーの時はむしろ汗が増えてしまう回もあったので、誤差程度ではあっても効果はあるようです。
【制汗実験】AG+パウダースプレーは本当に汗を抑えるのか検証する
ですがやはり、ある一定を超えた汗には効果がないのか、ワキ汗はどちらも同じぐらい出ていました。画像での検証しかり、体感でもそれははっきり自覚しています。やはりスプレー程度ではワキ汗に対抗できないのでしょうか。
大抵のスプレーの売り文句には、『1日中大丈夫』『ずっとサラサラ』だとか、ちょいと過剰じゃないかと思える一文があります。このギャツビー パウダーデオドラントスプレー もやはりそうで、『1日中ドライ&サラサラな肌に保つ』と、なかなか目立つところで宣言しています。
その後の一言はまあ、いつも通り。これだけで1日は無理がある。
汗をかいた後のベタベタに対する効果はどうか? これには『まあよし』という微妙な感想。このギャツビー パウダーデオドラントスプレー は、8×4 パウダースプレーと同じくパウダー成分が多めのスプレーです。8×4の場合はスプレーと汗が混ざってぐちゃにちゃになっていたのですが、このスプレーは不思議に、そんなことはありませんでした。
パウダー成分が功を奏したか、じっとり湿ったワキ汗に向かってスプレーすれば、よほどひどくない限りはサラサラになります。
ただし、(後日詳しく説明しますが、)洗うのに苦労するこのスプレー。スプレーした『後』に汗と混ざると、やはりにちゃにちゃしてしまいます。メンズ製品には珍しくニオイがほぼない無香性なので、汗と混ざって新たな悪臭に・・・ということはありません。でも、やっぱり汗を抑えてくれない限り、『まぁよし』の上に躍り出ることはないでしょう。
総評
結果を踏まえて、以下を今回の総評とします。
ギャツビー パウダーデオドラントスプレーはほとんど汗を抑えません。汗をかいた後にスプレーするとサラサラにはなりますが、またその後に汗をかくとにちゃにちゃします。
メンズ=強力だろうと期待してたんだけどな。
個人的な雑談
『パウダー成分がより汗を抑える』という予想は、今回でちょっと崩れてしまいました。ギャツビー パウダーデオドラントスプレーは
何度もいうように8×4と同じパウダー成分が強いスプレーです。それで結果はこの通り。
ただ、粉っぽい感じは確かに強いのですが、8×4 パウダースプレーのように強いニオイがするでもありません。あえて長所を上げるならこの一点かなあ。