Ban 汗ブロックロールオンを使った感想とレビュー~ワキ汗への効果は?

投稿:カテゴリ:デオドラント(制汗剤)
Ban 汗ブロックロールオンを使った感想とレビュー~ワキ汗への効果は?

とりあえず一言

宣伝文句は強気だけれど、使いドコロがわからない。

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Ban 汗ブロックロールオン の情報

タイプロールオン
内容量40ml
効 果制汗、皮ふ汗臭、わきが(腋臭)
香 料無香性、せっけんの香り
発売元ライオン株式会社
Made inJapan(日本)
公式サイトBan汗ブロックロールオン ワキ汗や汗対策に | 制汗剤デオドラントBan

公式サイトの宣伝文句

ナノイオンブロックで汗が出る前に
本気で抑える!
汗ジミ気にせず過ごせる直塗り剤

Ban汗ブロックロールオン ワキ汗や汗対策に | 制汗剤デオドラントBan

Ban 汗ブロックロールオン 成分

有効成分
クロルヒドロキシアルミニウム、イソプロピルメチルフェノール
その他の成分
エタノール、POE・ジメチコン共重合体、ヒドロキシプロピルセルロース、アクリル樹脂アルカノールアミン液、メントール、香料

Ban 汗ブロックロールオン を使った感想とレビュー

このレビューは、管理人ラサラの個人的な見解をもとに作成されています。記述内容がすべての人にあてはまるわけではありません。

個人的評価

総合評価:2.0
制 汗:2.0 消 臭:1.0 コスパ:3.0 使用感:2.0

細かい感想とレビュー

なんだか自信ありげだったのに・・・

一時期テレビで大々的に宣伝していた、Ban 汗ブロックロールオン。『ワキ汗対策!』『汗ジミ気にせず過ごせる!』『ナノイオンブロックで本気で汗を抑える・・・パッケージには挑戦的なキャッチコピーが並びます。

汗ブロックロールオンパッケージ
// ハードルが上がる強気なキャッチコピーの数々

記載内容によれば、ポリマーとナノイオン制汗成分が肌に密着し、汗腺にフタをすることで物理的に汗を止めるとのこと。

汗ブロックロールオンの原理

汗対策サイトの管理人として、これは試さにゃ気が収まらぬ。と、ウキウキしながら使い始めたわけですが・・・。

もう買うことはない。これが正直な感想です。

汗は抑えてくれました、でも、ほんの少しだけ。

最大の特徴であるはずの制汗効果。実験では一定の結果を出してくれはしました。
【実験】Ban 汗ブロックロールオンは本当に脇汗を抑えるのか

20140513@ワキ汗の記録(背面)
// 運動後のTシャツ。色が濃くなった部分が汗ジミです。

全く抑えてくれない・・・とまでは言いません。少なくとも、スプレータイプよりはずっとマシです。
『制汗スプレーは本当に汗を抑えるか』シリーズ

けれどこれだけじゃ物足りない! もっとはっきり言ってしまえば使いドコロがわからない!

問題なのは使用時の効果のばらつきです。使っても使わなくても変わらないのでは? という疑心が常につきまといます。また、一定以上の汗をかいてしまうと、ダムが決壊するかのごとく、一気にワキ汗が溢れでてしまうのも致命的。運動の途中まではいい感じに汗を抑えてくれましたが、ふと気づいたら一気に汗ジミができてしまいました。

これは仮定なのですが、汗をかきすぎたことで汗腺を塞ぐフタが外れたんじゃないかと思っています。

仮説@フタが外れた汗腺

汗対策グッズに求めるものは、『これさえあれば大丈夫』という絶対的な安心感です。非常に残念ですが、Ban 汗ブロックロールオンにそれはありませんでした。

制汗効果以外もむむむ。

使用感もあまりよくありません。ロールオンタイプだからしょうがないかもしれませんが、塗って乾くまでに時間がかかります効果の持続性も悪く、日に何度か塗り直す必要があるでしょう。

塗り直しが多いのに乾きにくい→常に涼しい場所で使えるとは限らない→乾くのを待つ間に汗をかき無駄になる。私自身、こんな状況を何度か経験しました。

ワキガ対策は二の次なのか?

致命的な問題がもうひとつ。ワキガへの効果の低さです。というか、むしろニオイが増したような・・・?

あくまでも個人の結果です。デオナチュレソフトストーンを常用していたこと、その他いろいろな原因があるでしょう。それでも、ニオイに関しても、これ1本で対策するのは怖いです。多汗だけならまだしも、ワキガ持ちの方にはとてもお勧めできません。

いいところを探してみる

ここまで散々な評価をしてしまいましたが、いいところもあるにはあります。

商品説明が外側パッケージに書いてあるおかげで、本体のデザインはすっきりしてシンプルです。(店頭やCMでプッシュされているぶん、分かる人には分かってしまうとは思いますが)ぱっと見ではワキ汗対策用に見えません。

汗ブロックロールオン本体見た目
// シンプルな見た目。ついでに単3電池とのサイズ比較

無香性(not無香料)があるのもプラスです。成分自体のニオイ(特にエタノール)はあるものの、すぐに消えてわからなくなります。一応香料は含まれていますが気になりません。

あとは刺激が弱いことでしょうか。肌が弱い人でも・・・とは言い切れませんが、刺激の強いオドレミンがダメだった人でも、汗ブロックロールオンなら使えるかもしれません。私自身、オドレミンだと痒くなってしまいましたが、汗ブロックロールオンは大丈夫でした(でもデオナチュレも大丈夫なのでそっちを使っています)。

コスパもいい方だと思います。1本600円弱で買えますし、1回に使う量は少ないです(塗り直しを考えると、消費自体は早いかもしれません)。

Ban 汗ブロックロールオンのレビューまとめ

せめて汗をもっと抑えてくれたら。ワキガに効果があってくれれば。乾くのが早かったら・・・。『ちょっと足りない』が積み重なった結果、総合評価は2となりました。

さて、どうやって使いきろうかな・・・

個人的な話~ただの雑談~

Banシリーズは香りの良さに力をいれている印象があります。そのため、無香性といいながら香りがすることも多々です。しかし、汗ブロックロールオンは異なり、きちんと無香であることを重視しているように感じました。

個人的にはこの路線で商品開発を続けて欲しいのですが、『普通』のテンプレートといえるコンビニにて無香料のデオドラントグッズが減っている現状を考えると、難しいのかなーとも思います。

『無香』の需要が少ないのか、多くても売る側がそれを知らないのか・・・皆さんの意見を聞いてみたいところです。