【実験】3.3℃で変わる汗の量~夏と秋の間~
汗かき改善実験の方法を変えるために、温度と湿度が測れる置時計を買いました。暑さと寒さが代わる代わるのこの頃、汗の量もはっきり上下する日々が続いています。
実験方法メモ
基本的な方法はいつもの通りです。踏み台昇降30分と前後の体操を行い、Tシャツに染みた汗と、顔の汗を拭くのに使ったハンカチ数を記録します。
温度、湿度を図るのに利用した道具はカシオの置時計DQD-700Jです。
参考として、人が快適に感じる温度・湿度は以下の通りです。
温度 | 湿度 | |
---|---|---|
夏 | 25℃~27℃ | 18℃~20℃ |
冬 | 50%~60% | 40%~50% |
都合よく1日目が不快、2日目が快適な日なので、そのへんも気にかけて見てもらえたらと思います。
実験結果
汗かき比較表
28.5℃ | 25.2℃ | |
---|---|---|
Tシャツの汗 | ||
ハンカチ数 | 2.5 | 1 |
主観で気になったことをメモ
汗の差は体感でもはっきりわかりました。28.5℃の日は踏み台昇降を始める前、つまりは準備体操の時点で汗がにじみ出たのですが、
25.5℃の日は準備体操をしても汗をかかず、踏み台昇降をして5分程度たってから、じわりじわりと汗が出始めたのです。
もっとも違いを感じたのは運動後の汗の引き方でした。不快な28.5℃の日はなかなか汗が引かず、快適な25.5℃の日は逆でした。つまり、終了後にすぐ汗が引き始めたのです。
ただし『いい汗悪い汗』の観念から考えると、よりたくさん汗をかいた28.5℃の日のほうがいい汗をかいた気がします。
体にいい汗悪い汗~サラサラ汗とベタベタ汗~
25.5℃の日はなんだか汗がベタベタしていて、乾いたハンカチでぬぐってもいまいち拭ききれてない感じがありました。心なしかニオイも強かった気がします。とめどなく流れ続ける汗は勘弁ですが、汗が出なさすぎるのもつらいのかもな、と分不相応の思考を始めるくらいでした。
3.3℃違うと、体感でも『暑い』→『まあ快適』に変わります。暑い場合は汗の量を、快適な場合は汗のニオイを、それぞれ気にしなければなりません。周りが汗をかいていないのに自分だけ汗をかいているという、精神的な負担も加味して考えると、どちらがましかどうかは人次第、といったところ。
そしてもう一点。ワキ汗に関してはどちらも大差がありませんでした。上の画像でワキの部分を注視すると、どちらも色が濃くなっていることがわかります。もっとも汗を抑えたい場所の一つなので、この結果は少々残念に思いました。
総評
踏まえ、以下を今回の総評とします。
3.3℃下がると汗にも違いが出ます。量が減るのはいいけど、なんかべたっとします。
個人的な話~ただの雑談~
今回の実験で、温度差による汗の違いが激しいと分かった以上、やっぱり前回までの汗かき改善実験の方法は、データとして不安定すぎると言わざるを得ません。今後は温度と湿度を基準として、同じ条件での汗の状況を調べて比較する形をとろうと思っています。
【実験】汗かき改善実験の方法・改~温度と湿度~
あと、まったく関係ないこと。今回の実験で、25.5℃の日に目に見えて汗が減ったのを見て、あれ? ひょっとして私って汗かきじゃない? とちょっとだけ思いました。
しかし同じ温度の違う日に外出したら、私以外のほとんどの人が長袖を着ていました。私はタンクトップにニットのプルオーバーです。 もちろん半袖、かばんにはフェイスタオル。
そんなものです。