【制汗実験】Ban デオドラントパウダースプレーは本当に汗を抑えるか検証する
デオドラントスプレーは本当に汗を抑えるのかシリーズの第4弾。メジャー御三家(8×4、AG+、ギャツビー)から離れた次はBan デオドラントパウダースプレーの検証です。
実験方法
温度と気温を合わせた2日間で、Ban デオドラントパウダースプレーを使った場合と使わなかった場合の汗の量をTシャツの汗染みで比較します。
結果がわかりやすくなるよう、これでもかといわんばかりの量を背中とワキに惜しげもなくスプレーしました。顔にスプレーはできないのでハンカチの利用状況に関しては同一条件となります。
その他、基本的には以下のページを参考にしてください。
【実験】汗かき改善実験の方法・改~温度と湿度~
今回からの変更、追加要素
今回の実験から、負荷を上げるために踏み台昇降時にたすきがけをしています。ゆえに汗染みの形が変わっていますが、量にはさほど変化はありません。
たすきがけでTシャツが密着したことにより、後ろからの撮影だとワキ汗が隠れてしまうようになったため、前(お腹側)からの撮影画像もプラスすることにしました(ただしワキ部分のみ)。
実験で使用したグッズ
実験結果
汗かき比較表
// 左が汗対策(スプレー)済、右が汗対策なしです。
1回目 | スプレー@Ban | 汗対策なし |
---|---|---|
背中 | ||
腹側(ワキ) | ||
ハンカチ数 | 0.5 | 0.5 |
2回目 | スプレー@Ban | 汗対策なし |
背中 | ||
腹側(ワキ) | ||
ハンカチ数 | 0.5 | 0.5 |
主観で気になったことをメモ
同じ実験を繰り返しているせいか、スプレーした時点で汗を抑えそうかどうかが予想できるようになってきました。今回の第一印象は(あー今回もダメっぽいなー・・・)。結果を見る限り、残念ながら的中です。
実験方法を考え直したほうがいいだろうか? そう思うほど、背中もワキも、スプレー有無の結果に変化はありませんでした。画像もそうですが実感も同様で、『もっとやる気出せよ制汗効果』と、ごちるほどです。
ただしこのスプレー、効能・効果に制汗は含まれているものの、『ナノイオン消臭でずーっとにおわない!』という宣伝文句を見る限り、 あまり汗を抑えることに執着していないのかもしれません。ついでだしちょっと汗も抑えるよ、といった具合でしょうか。正直なところ、ニオイについてもうーん、なのですが。これは後日レビューにて詳しく書きます。
なお、汗をかいてベタベタしたところにスプレーしてみたら、パウダー成分が少なめにも関わらず、スプレーと汗が混ざってにちゃにちゃしました。毎度のことなので慣れたもんで、洗ってもなかなか落ちないのもいつも通り。
特筆するべきは、無香性のくせに強めの香りくらいでしょうか? しかし、それは汗を抑えるかどうかには関係ないし・・・とかく、発汗への対処は苦手なスプレーといえるでしょう。
総評
結果を踏まえて、以下を今回の総評とします。
Ban デオドラントパウダースプレーは汗を抑えるのが苦手なようです。汗をかいてベタベタしたところにスプレーしても、混ざってベタベタするだけでした。
個人的には今までで一番好みでないスプレーです。
個人的な雑談
『パウダー成分がより汗を抑える』という予想は、今回の結果で少しだけ『やっぱそうかも』となりました。Ban デオドラントパウダースプレーは名前に反してパウダーっぽさがあまりないのです。使用感はAG+パウダースプレーに似ているかも。まあ、もう使うことはないと思います。
次回の実験は強気なキャッチコピーが特徴? レセナ ドライシールド パウダースプレーを検証する予定です。