デオナチュレ ソフトストーンWは脇汗を抑えるのか運動して実験する

デオドラント界の革命児から、定番、そして殿堂入りとも言える立場になったデオナチュレソフトストーンW。汗やワキガのニオイに対する効果は折り紙つきですが、ワキ汗自体は抑えてくれるのでしょうか? ソフトストーンWに含まれるアルム石(=焼ミョウバン)には、毛穴を引き締めて汗を抑える効果がある、ということですが・・・。
実験方法

無香性のデオナチュレソフトストーンWを使いました。
右ワキにはデオナチュレソフトストーンWを塗り、左ワキには何も塗らない状態で適度な運動(踏み台昇降30分以上)を行い、終了後に左右のワキ汗をTシャツの汗染みで比較します。塗ったタイミングは準備体操前(=運動直前)です。Tシャツは前面(お腹側)から撮影しています。汗染みをわかりやすくするために画像加工し、脇以外の汗はできるだけ見えないように隠しました。色の濃くなっている部分が汗染みです。
なお、普段の汗の量は『右ワキ>左ワキ』です。それを踏まえて結果をご覧ください。
実験結果
汗かき比較画像
1回目の実験
2回目の実験
3回目の実験
主観で気になったことをメモ
上の画像を見る限り、デオナチュレソフトストーンWを塗った右ワキと、汗対策をしていない左ワキでは、汗の量に違いはありません。アルム石(焼ミョウバン)が持つという、毛穴を引き締めるという効果は(少なくとも私の場合は)うまく働いてくれなかったようです。
運動を開始した直後、いつもどおりにワキ汗の冷たさを感じたので、体感だけでもデオナチュレソフトストーンWに制汗効果はほぼないと判断できました。
前に実験をしたレセナドライシールドパウダースティックも、同様に汗を押させてくれなかったため、直塗りスティックタイプのデオドラントは汗を抑えるのが苦手なのかもしれません。(レセナスティックとは違い、)ソフトストーンWはニオイに対する効果が一番のセールスポイントであり、さほど制汗効果を推していないようなので、納得できる結果ではあります。
総評
以上を踏まえて、以下を今回の総評とします。
デオナチュレソフトストーンWは、ニオイには強くてもワキ汗を抑えることはできませんでした。
口コミで『汗も抑えられる』と言っている人はもともとの量が少ないんだと思う。
個人的な雑談
デオナチュレソフトストーンWのレビュー自体は、かなり前に一度終えているのですが、ワキ汗に対する実験は行っていませんでした。まあいいかと思っていたのですが、当サイトではデオナチュレ関連記事のアクセス数が多いので、改めて実験をしてみたという形です。
正直なところ、私はすでに数年ソフトストーンWを使っているので、汗に対する効果がないのはなんとなくわかっていました。こうやってはっきり結果が出たことで、改めて汗対策の重要性を感じます。一番の悩みがニオイだとしても、ワキ汗はどうでもいいというわけではありません。
ソフトストーンWに限らず、デオドラントグッズだけでの汗対策には限界があります。いずれは、ワキ汗パットなどの物理的な対策と組み合わせも検討していく予定です。